2007年11月26日

Frank O. Gehry: Guggenheim Museum Bilbao

Frank O. Gehry: Guggenheim Museum Bilbao

フランク・ゲーリーが手がけたビルバオ・グッゲンハイム美術館の様々な写真やドローイングが多数収録された全文英語のハードカバー本です。
また、以前にブログでもとりあげた映画”スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー”を見たあとに読むとなおさら感慨深くなってしまいますが、この本では、フランク・ゲーリーの過去の作品の紹介にはじまり、スケッチから模型へと昇華し、その後の模型のエスキスの様子なども紹介され、模型からコンピューターの技術を使い、それらが図面化され、その結果生まれた図面や模型も掲載されており、ビルバオ・グッゲンハイム美術館が完成していくプロセスが刻々と紹介されています。
もちろん美術館の様々なシーンの写真も満載で見ごたえ十分な本になっていると思います。


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2007年11月22日

世界観みたいなもの

先週、気がつけば約4年半ぶりなのですが、大学(というか院?)時代の友人たちと集まって飲みました。

みんな頑張っているみたいで、その中の一人は、以前に2年弱ほどルームシェアしていたこともあり、まあかってしったるといった感じでしたが、それ以外のメンバーについては、卒業後約4年半ぶりくらいだったので、会う前はどうなることやらといった感じでしたが、あったら会ったでそれほど気にすることもなく、しかも、よくよく聞いてみると、集まった面子(5人ですが・・・)の半分以上が、既婚または結婚予定ということで、現在もけっこう好き勝手なことをしている僕にとってはいろんな意味でかなりあせる要素ではありましたが。。

ただ、それはそれでおいて置くとして(汗)、ここ最近は、あたりまえですが学生気分もすっかりぬけて、ある意味、自分の今の年齢を意識して活動するようにしていたこともあり、みんなと会うと4・5歳くらい自分の感覚を落としてみたり、地元の友人たちと会うときは現在の年齢の感覚にもどしてみたりと、なんというかそういう2つの世界観を行き来する感覚みたいなものにだいぶ慣れてきたかなと(笑)。


そして、話は変わりますが、さらに別の感覚ともいえるインターネットという世界(まあそんなたいそうな言い方をしなくてもいいのですが)の話ですが・・・。

ごらんのとおり先週、このブログのデザインを変えてみました。
メインのサイトのほうですこし方向転換を(こっそりとですが・・)、はじめていまして、まだいまのところは、ぱっと見にはすこしわかりにくいというか見た目の変更はほとんどないのですが、いままでは自分の気になる本ならそれなりに大量に出回っている本でも集めていましたが、この11ヶ月くらい当サイトを運営してみて、それだけではいかんと(笑)。。

なんというか、そろそろふるいにかけないとなあと思っていたりします。

といっても、希少本ばかりセレクトしてしまうと、今まで掲載していた本がかなり減ってしまうし、面白みも減ってしまう気がするので、難しいところではありますが・・・。

でも、考えているだけでは仕方がないので、いろいろ研究しながらも、自分のサイトだけで完結させるやりかたにもあまり固執しないようにしつつも、ネットの強みみたいなものを生かしてやってみるしかないかなと思っています。

ということで、最近は、建築とあわせてweb関連のことにも興味をもっているということを伝える意味でも、このサイトのことなどを、先に話した友人たちにも伝えたところ、はじめは、びっくりされたのですが、僕自身の建築をやるまえにやってきたこと、興味をもっていたことを素直に話してみたところ、けっこうすんなりと受け入れてくれたことは、すごくうれしかったかもです。

2007年11月5日

どこへ向かうべきか

もしかしたら、気がついているかたもいたかもしれませんが、この2,3日、当サイトのメインキーワードについて、あっちこっちに考えがいってしまい、正直、迷っておりました。。

なんというか、僕としては、建築の分野に関することならそれなりにわかるわけですが、旅や暮らしのこととなると、たとえば、紀行作家のかたについても、まだまだ勉強の身という感じで、今回、エスクァイアの今月号で旅本の特集をしていて、これは~という感じで、これからは旅だ~!という感じ(笑)で安易に順序をいれかえて旅のカテゴリーをメインにしてしまったのですが、よくよく考えてみると旅関係のカテゴリーについては、今は仕入れのときに気になった本をあつめているという感じでそのような本がならんでいるのみで、まだまだこれからという感じですので、やはり、今現在は、まだまだ専門のかた以外にはわかりにくい世界ではありますが、とりあえず得意分野を前面にだしながら、できるだけ殻にとじこもらず、専門の方には、おーこんな本がとおもわせつつも(笑)、専門以外のひとにもわかりやすく、しかも、あわせて一般的には建築以外であるけどその周辺(だと僕が思っている(汗))のいろいろな方向のものも同時に扱い広げていきつつ、そんな分野にも興味があるかたたちも気楽におとずれて買うことができるサイトになればなあと思っています。

そして、まだまだ先の話ですが、できれば本以外のものもすこし扱ってみたいなあとも思っていたりしますが、これはほんとどうなるかわかりませんし迷っているところでもあります・・・。


また、これは、今回かぎりのお願いというか当店がまだ小さい個人運営だからいえることだと思いますし、かなり都合のよいやけっぱちのお願いになってしまうのですが、このサイトの趣旨に賛同していただけたかたで、チェーン古本屋などにただ同然で専門書を売るくらいなら、当店に本をあげてもいいよなんてかたがいれば、ご連絡お待ちしております。

現在はまとめて買い取るための資金もないため、訪問や宅配での買取りの活動はしておりませんが、もしそのような奇特なかたというか神様のようなかたがいれば(というかいないと思いますが・・・)、引き取りに伺いますので、ぜひメールお願いいたします。

ああ、とうとう言ってしまいました。。(汗)